ETCカードの普及率。本当に必要なのか

高速道路をそれほど利用しない、カードは嫌いだという人が、無理にETCカードを所有する必要はないと考えられます。

考え方をシンプルにして割り切りをつけましょう。

■無理にカードを持つ必要はない。

特典やメリットが多いカードとはいえ、カード嫌いの人はたくさんいます。

また特典やマイレージの獲得を狙って後先関係なくカードを申し込んでしまった人は、結局のところ使用頻度の低いカードが増えすぎて整理に苦慮しています。

ポイントなどに興味がなく、あまり利用しないという人は、たとえETCカードであっても、クレジット会社と提携したショッピング系のカードであっても無理に持つ必要はありません。

■ETCカードの本来の意味から考える。

ETCカードは普及率80%以上ですが、本来は高速道路の料金所付近の渋滞を解消する目的でできたカードです。

多くの人がもっているからといって、トレンドのグッズのような感覚で申し込むのでは意味がありません。

カードにはそもそも個人情報がまるごと入っています。

万一、紛失や盗難にあってしまったときには身に覚えのない被害にも巻き込まれます。

ETCカードに限らず、カードは必要最低限に抑えるのが賢明です。

■ETCカードなどのカード類には、個人情報が詰まっています。

不必要なカードであれば所有する意味はありません。

友人に誘われたからといっていちいちカードを申し込んでいたら、カード管理そのものができなくなります。

割り切った言い方をすれば、高速道路とほとんど無縁な人が申し込むETCカードにたいした特典は付与されません。

申込みは不要だと思います。

盗難に遭いやすいETCカード

ETCカードの重要性や車載器との違いを認識していない人がいるようですが、この両者には根本的な違いがあります。

お話ししておきましょう。

■ETC車載器とETCカードの違い。

いまでも車上荒らしにあって、ETC車載器などを持ち去られてしまう事例がたくさん発生しています。

意外に知られていないことですが、ETC車載器には登録した車の情報が入力されているだけで、持ち主・登録者の個人情報は登録されていません。

そのためETC車載器を盗まれても安く売り飛ばされるだけで済みます。

ところがETCカードはそうではなく、ショッピングカード、クレジットカードと同様に持ち主の個人情報一式が登録されています。

■ETCカードが盗まれたときの惨事。

ETCカードが盗難に遭った場合、高速道路で乱用されるばかりか、ショッピングカードと一緒になっているので、知らないうちに大量の買い物をされ、キャッシング枠いっぱいまで現金を引き出されてしまいます。

それだけではありません。

ETCカードに登録された個人情報は、その情報だけが抜き取られて偽造パスポートに悪用されたりもします。

反社会的組織の闇の手段にとって、ETCカードの個人情報は貴重な資金源になっているのです。

■ETCカードを利用した後、車から離れるときは必ず抜き取って携帯しましょう。

差しっぱなしにしておくと格好の餌食になります。

ETCカードを盗まれたという人の大半が、ETC車載器にETCカードを差し込んだまま車を離れていた、そんな習慣のある人です。

他のクレジットカード同様、ETCカードにも個人情報が詰まっていて、悪用するのにはこの上なく便利なツールになっているのです。